ラストワン置いていった奴は引き取りに来るように。

「ダイス・マカブル」
確率が発生する事象のうちもっとも確率の低い事象が自分と回りに降りかかる呪いを背負った少年の話。
あれです、拳銃に1発だけ弾入れて、6分の1で当たるってやると常に6分の1引いて死ぬっていう類の奴。
逆に6発中5発入れてると常に当たらない。
運命の女神にある意味愛されてますね羨ましい。
法則性があるということはコントロール可能なわけで、10万分の1を期をせずに引き当ててしまった人間としてはふざけんなと言いたい。

結論から言えばごめん、こいつのレビューはなしで。
面白い題材と内容と構成なのは確かなんですけど、読んだ時期が悪かった。
読んだ5冊の中で一番お勧めできる内容ではありますが、今の私が書くと怨み節にしかならない。
元々トップレベルに運が悪い人間だからまぁ仕方ないっちゃ仕方ないが。